新型コロナウイルスに対する消毒方法の
有効性評価について

弊社では独自に開発した除菌消臭商品としてJIAJUNOS(ジアユノス)を2020年4月より販売取り扱いさせていただいております。
この度、新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価について国の最終報告が公表されましたので、
下記の通り、その内容にともなう弊社の見解をまとめております。

1.次亜塩素酸水溶液についてのわかりやすい解説と情報を掲示しています。

  • 次亜塩素酸水溶液普及促進会議
  • 次亜塩素酸水溶液普及促進会議

    次亜塩素酸水溶液の普及と正しい使い方の啓発等を目的として設立した有志団体です。
    https://akarimirai.com/jia/

2.新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価について、国の最終報告公表にともなう弊社の見解

6月26日(金)独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)から公表された、次亜塩素酸水に関する有効性評価結果の最終報告があり、次亜塩素酸水は新型コロナウイルスに対して「有効」と発表されました。

5-5. 新型コロナウイルスに対して有効と判断された物資のまとめ
及び新型コロナウイルス除去の際の注意等(次亜塩素酸水)

▶ 検証試験結果から有効と判断されたもの

▶ 検証対象とした次亜塩素酸水(pH6.5以下)について以下の条件で有効と判断する。
 ・次亜塩素酸水(電解型/非電解型)は有効塩素濃度35ppm以上
 ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムは有効塩素濃度100ppm以上

引用元:新型コロナウイルスに対する代替消毒方法の有効性評価に関する検討委員会 令和2年6月
https://www.nite.go.jp/data/000111315.pdf

(2) 次亜塩素酸水は、以下のものを有効と判断しました。
 ・次亜塩素酸水(電解型/非電解型)は有効塩素濃度 35ppm 以上
 ・ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムは有効塩素濃度 100ppm 以上
 なお、今回の検証結果を踏まえると、次亜塩素酸水の利用に当たっては  以下の注意が必要であることが確認されました。
 ① 汚れ(有機物:手垢、油脂等)をあらかじめ除去すること
 ② 対象物に対して十分な量を使用すること

引用元:NITEニュースリリース ~物品への消毒に活用できます~ 令和2年6月26日
https://www.nite.go.jp/data/000111306.pdf

弊社商品ジアユノス主成分は「ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム」を採用しております。
国の指針に基づいた生成法で、水道水500mlに1カプセル溶かすことで、新鮮な「微酸性調整次亜塩素酸水溶液」を作成いただけ、 pH値は安全安心の中性域pH値5.5-6.0の微酸性(ジアユノスpH値6.0前後)、有効塩素濃度は150-200ppmで調整しております。
(ご利用の水道水により影響を受けます)

一方、安全性に関しましてNITEは「安全性を評価する科学的な方法が確立していない」としていますが、弊社「ジアユノス」は、 効果と安全性に関する試験を第三者機関に依頼し、その検証結果を、内部資料として保持しております。

また、商品に記載されるべき事柄(製造方法、pHの値、遊離塩素濃度、消費期限、使用上の注意 等の記載)の指針が出されました。
弊社はその指針に従った表示を正確にし、消費者様が安心してご使用頂けるよう、 より良い製品作りとその提供に最大限の努力をしてまいる所存です。

3.弊社商品ジアユノスは、従来の除菌・消臭を目的として安全にご使用頂ける商品です。

今回問題とされております製造方法が不明な商品、pH・塩素濃度等数値の明記がないなど、 エビデンスによる根拠のない商品が多く見受けられる事が原因です。

弊社商品ジアユノスは、手指の消毒を目的とはいたしておりませんが、 商品の特性上手指など肌にかかる事も想定し肌へ優しい微酸性となっており、従来の除菌・消臭を目的としては安全にご使用頂ける商品です。

※ジアユノスは「医薬品」ではなく、取り扱い上は「雑品(雑貨)」ですので、 手指を含む人体に直接使用することを用途として謳った販売はしておりません。

●ジアユノス容器容量は200ml-500mlを推奨いたします。
200ml~300ml=約250ppm~200ppm 300ml~400ml=約200ppm~150ppm
400ml~500ml=約150ppm~100ppm ※ppm数値が大きい程除菌力は上がります。
※どの濃度でも使用には問題ありません。

●空スプレー容器(未使用)以外で作成する場合は内容物を捨て、容器内をよく洗浄してからお使いください。

4.微酸性調整次亜塩素酸水溶液「JIAJUNOS(ジアユノス)」

  • JIAJUNOS ジアユノス
    • ●商品名:ジアユノス パウダー 3個・5個
    • ●名称:微酸性調整次亜塩素酸水溶液
    • ●成分:ジクロロイソシヌアル酸ナトリウム(塩素濃度60%)・無機塩類
    • ●生成時pH値:5.5~6.5(ご利用水道水に影響されます)
    • ●水との反応式:C3Cl2N3O3Na + 2 H2O → C3H2N3O3Na + 2 HClO
    • ●用途:除菌・消臭 スプレー噴霧、超音波加湿器による噴霧
      (台所、トイレ、リビング、玄関、寝室、吐しゃ物、たばこ臭、車内、洗濯物、レストラン、病院、介護施設、ホテル等)

●保管環境:未使用商品も、作った水溶液も冷暗所にて保管ください。(高温・直射日光・多湿を避けてください)

●使用期間:アルミジップ袋にて、開封前3年、開封後1年、 水に溶かした後は1ヵ月を目処に使い切ってください。

●使用上の注意:食べ物ではありません。乳幼児の手の届かないところで保管してください。水道水の水を使用してください。
汚れた箇所は予め清掃後お使い下さい。汚れた水、PHが変化している水は使用しないで下さい。他の薬品等に混ぜないで下さい。

●応急処置:粉末が目に入らないように注意してください。目に入った場合はこすらず水で洗い流してください。
粉末を誤って飲み込んだ場合は、すぐに大量の水を飲んでください。
ご使用後、皮膚に異常が見られた場合は使用を中止し、医師に相談してください。
ご使用中気分が悪くなった場合はその場を離れて、新鮮な空気の場所に移動してください。

5.JIAJUNOS(ジアユノス) 評価試験について

弊社では、「ジアユノス」の「安全性」と「有効性」についての社内的な検証をし、その知見を保有することを目的として、第三者試験 機関に各種試験を依頼し、その試験結果(エビデンス)を自社の内部資料として保有しています。ジアユノスは、雑貨品ということも あり厚生労働省(薬機法)の意向に沿ってデータの公表は控えていましたが、ユーザー様の誤解と混乱を解消することを目的として ここでは試験項目のみを掲載いたします。(経済産業省の発表を踏まえ、今後希望者には開示致します。(当社独自審査有)

  • 安全性に関するエビデンス
  • ◆急性経口毒性試験◆
    検体:ジアユノス100ppm pH6.0
  • 効果[有効性]に関するエビデンス: ウイルス
  • ◆インフルエンザ不活化試験◆
    検体:ジアユノス100ppm pH6.0
    ◆ネコカリシ(ノロウイルス代替)不活化試験◆
    検体:ジアユノス100ppm pH6.0
  • 効果[有効性]に関するエビデンス: 細菌
  • ◆除菌効果試験◆
    検体:ジアユノス100ppm pH6.0

    ●試験菌:大腸菌・黄色ブドウ球菌・サルモネラ菌・セレウス菌・ウェルシュ菌
    カンピロバクター・レジオネラ菌・緑膿菌・枯草菌